燃える蛇やさそりのいるあの大きな恐ろしい荒野、
水のない、かわききった地を通らせ、堅い岩から、あなたのために水を流れ出させ、
あなたの先祖たちの知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせられた。
それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、
ついには、あなたをしあわせにするためであった…!!
申命記8:14〜16

「荒野の旅路」
Photo: (C) Chikara Takeshita
出エジプトというと、「エジプト」や「シナイ山」のイメージが強くなりますが、ベエルシェバから南側に広がるネゲブ砂漠一帯こそ、モーセが率いるイスラエルの民が放浪していた場所です。
現在の国境には捉われず、地図でエジプトとの位置関係を確認してみてください。
北はダンから、南はベエル・シェバまで―
ベエルシェバより南になると、水のない荒野…ネゲブ砂漠一帯が広がっていきます。
砂漠といっても、砂原というよりは、岩肌の表れた、まさに文字通りの「荒野」です。
モーセの率いるイスラエルの民は、40年間もの間、この地を彷徨うことになります。
特に、乾燥地帯に慣れていない日本人は、気づかぬうちに肌から水分が奪われ、瞬く間に脱水症状を引き起こしてしまうからです。
もし…、それにもかかわらず、
ガイドや添乗員が、水を用意もしなければ、買う場所にも案内しなければ、どうなるでしょう…。
おそらく、大クレームになってしまうと思います。
出エジプトした民が、まずモーセに求めたのも、水。
これは、ただ喉が乾いたとか、水か飲みたい…というレベルではないのです。
おいおい、このままだったら死ぬぞ!という、生死を賭けた要求です。
荒野を旅する時、コップ一杯の水が、まさしく「いのちの水」に変わります。
枯れたような潅木も、地の奥深くにあるような、かすかな水分で生息し、年に1度も雨の降らないようなこの地にも、ひとたび雨が降れば、一斉に草花が芽吹きはじめ、一面に花を咲かせるそうなのです。
一見、死に面した荒野ですが、「いのち」を実感させてくれるのが、この荒野ではないでしょうか。
それは、頭や概念ではなく、まさしく生活、体全体で、私たちを生かしてくれる「神」という存在をリアルに感じさせてくれるところでもあるのです。
日本は、水や緑、自然の幸にも恵まれ、どんなに不況とは言っても、世界有数の経済大国であることには変わりはありません。
にもかかわらず、多くの人が貧しさを感じ、また自殺者も年間3万人を数えています。
ついには、あなたをしあわせにするためであった…!!
イスラエルの土地は、日本に比べれば、決して豊かとは言えないかもしれません。
しかし、この荒野を通る時、そこはまさしく「乳と蜜の流れる地」になりうるのでした。

ことばは人となり、私たちの間に住まわれた…
「聖書の世界をライブする!」 神と人が共に生きた現場へ
2010 年2 月2 日(火)〜2 月12 日(金) イスラエル11 日間
旅行代金 成田発着 358,000 円 (空港諸税別)
案内役 竹下 力 (Holy Hope Project 伝道者)
現地ガイド 柿内ルツ師 (政府公認ガイド・東京聖書学院卒)
http://www.nikomaru.jp/acts/tour2010.shtml












