2009年11月19日

聖書を旅する〜荒野の先にある「しあわせ」

主は、あなたをエジプトの地、奴隷の家から連れ出し、
燃える蛇やさそりのいるあの大きな恐ろしい荒野、
水のない、かわききった地を通らせ、堅い岩から、あなたのために水を流れ出させ、
あなたの先祖たちの知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせられた。

それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、
ついには、あなたをしあわせにするためであった…!! 
申命記8:14〜16


荒野の旅路 イスラエル・ネゲブ砂漠

「荒野の旅路」
 Photo: (C) Chikara Takeshita

 出エジプトというと、「エジプト」や「シナイ山」のイメージが強くなりますが、ベエルシェバから南側に広がるネゲブ砂漠一帯こそ、モーセが率いるイスラエルの民が放浪していた場所です。
 現在の国境には捉われず、地図でエジプトとの位置関係を確認してみてください。

 北はダンから、南はベエル・シェバまで―

 ベエルシェバより南になると、水のない荒野…ネゲブ砂漠一帯が広がっていきます。
 砂漠といっても、砂原というよりは、岩肌の表れた、まさに文字通りの「荒野」です。
 モーセの率いるイスラエルの民は、40年間もの間、この地を彷徨うことになります。
 
イスラエル・荒野の旅 車窓から この荒野を旅するとき、旅行者の皆さんにお願いすることは、必ず20分に1口は水を含むこと。
 特に、乾燥地帯に慣れていない日本人は、気づかぬうちに肌から水分が奪われ、瞬く間に脱水症状を引き起こしてしまうからです。
 もし…、それにもかかわらず、
 ガイドや添乗員が、水を用意もしなければ、買う場所にも案内しなければ、どうなるでしょう…。
 おそらく、大クレームになってしまうと思います。

 出エジプトした民が、まずモーセに求めたのも、水。
 これは、ただ喉が乾いたとか、水か飲みたい…というレベルではないのです。
 おいおい、このままだったら死ぬぞ!という、生死を賭けた要求です。

 荒野を旅する時、コップ一杯の水が、まさしく「いのちの水」に変わります。

荒野に生きるアイベックス そんな荒野で、どこで水を見つけるのでしょう。。。野生のアイベックス(野ヤギ)が、顔を覗かせます。
 枯れたような潅木も、地の奥深くにあるような、かすかな水分で生息し、年に1度も雨の降らないようなこの地にも、ひとたび雨が降れば、一斉に草花が芽吹きはじめ、一面に花を咲かせるそうなのです。
 
 一見、死に面した荒野ですが、「いのち」を実感させてくれるのが、この荒野ではないでしょうか。

 それは、頭や概念ではなく、まさしく生活、体全体で、私たちを生かしてくれる「神」という存在をリアルに感じさせてくれるところでもあるのです。

 日本は、水や緑、自然の幸にも恵まれ、どんなに不況とは言っても、世界有数の経済大国であることには変わりはありません。
 にもかかわらず、多くの人が貧しさを感じ、また自殺者も年間3万人を数えています。

 ついには、あなたをしあわせにするためであった…!! 

 イスラエルの土地は、日本に比べれば、決して豊かとは言えないかもしれません。

 しかし、この荒野を通る時、そこはまさしく「乳と蜜の流れる地」になりうるのでした。



イスラエル聖地旅行
ことばは人となり、私たちの間に住まわれた…
「聖書の世界をライブする!」 神と人が共に生きた現場へ
2010 年2 月2 日(火)〜2 月12 日(金) イスラエル11 日間


  旅行代金 成田発着 358,000 円  (空港諸税別)
 案内役 竹下 力 (Holy Hope Project 伝道者)
 現地ガイド 柿内ルツ師 (政府公認ガイド・東京聖書学院卒)
 http://www.nikomaru.jp/acts/tour2010.shtml
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2009年11月06日

聖書を旅する〜ダビデの五つの石

ダビデはサウルに言った。
「こんなものを着けては、歩くこともできません。慣れていないからです。」

ダビデはそれを脱ぎ、 自分の杖を手に取り、川から五つのなめらかな石を選んできて、
それを羊飼いの使う袋、投石袋に入れ、石投げを手にして、あのペリシテ人に近づいた…。
1サムエル 17:39〜40


ダビデとゴリアテが戦ったエラの谷

「兵どもの夢の跡 〜エラの谷〜」
photo: (C)Chikara Takeshita

 ユダ部族であったダビデと、ペリシテの巨人ゴリヤテが戦った「エラの谷」。
 2008年10月にはエラの要塞跡から古代ヘブライ文字が発見され、実際に、このあたりでペリシテとイスラエルの攻防が行われていたことも判明してきています。まさしく古戦場であった場所です。

サウルは、巨人ゴリアテに戦おうとするダビデに、自分のよろいかぶとを着させます。
ですが、それを着たダビデは、まともに歩くことも出来ません。
慣れていなかったからです。

ダビデは、サウルのよろいかぶとを脱ぎ捨て、
いつもどおりの羊飼いの格好で、自らが一番得意とする石投げで勝負を挑むのです。

私たちも大きな問題や困難にぶつかった時、
ついつい慣れていない、よろいかぶとを身に付けては、
四苦八苦、守ろうとしているのかもしれません。
他の人も、それでは無理だ、あれがいい、これがいいと薦めてくれるかもしれません。

ですが、なかなか、うまくいきません。慣れていないからです。

神は、一人一人に違った能力、個性を与えてくれています。
ダビデの勇気は、その自分に力を与えてくれている神への信頼からくるものでした。

…私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。
 1サムエル 17:45

エラの谷での石拾い 
 エラの谷での石拾い

自分にとっての得意とするもの、「5つの石」とは何でしょう…。

このエラの谷で、探してみたいものです。


イスラエル聖地旅行
ことばは人となり、私たちの間に住まわれた…
「聖書の世界をライブする!」 神と人が共に生きた現場へ
2010 年2 月2 日(火)〜2 月12 日(金) イスラエル11 日間


  旅行代金 成田発着 358,000 円  (空港諸税別)
 案内役 竹下 力 (Holy Hope Project 伝道者)
 現地ガイド 柿内ルツ師 (政府公認ガイド・東京聖書学院卒)
 http://www.nikomaru.jp/acts/tour2010.shtml
posted by acts at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 聖地旅行コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする